カテゴリー
ブログ

子どもの活きる力と3つのアクション

こんにちは!
スタートアップJr.事務局 佐々木 純子です。

子供たちの「生きる」力を育む。
学校教育での新しい学び方。
学校で学んだことが、明日、そして将来につながるように、
今、子供の学び方が進化しています。

出典:文部科学省新学習要項リーフレット (参考)https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/14/1413516_001_1.pdf

「生きる」力を育むためにできることは?

学校で学んだことを日頃の生活で活用したり、
学校以外の所属(家庭・スポーツチーム・習い事・・など)で得た学びを学校生活で活用したり。子どもにとっての日常の中で起こる体験こそが、「生きる」力の素と言えます。
これらの体験を通して得た気づきを子どもなりに学びとり、活用していける力こそがこれからの子どもたちには必要となるでしょう。

ここで、大切なことは…。

①子どもが本来持っている力を尊重すること。
②子どもの気づきや学び、そして感情を共有する人の存在。

この共有する人とは、親御さまやご家族さまはもちろんのこと、
友人や少しだけ年上の子どもたち、そして、社会で出会った大人たち。

そういった「人」とのコミュニケーションを通して、
感情を育みながら、さらに多くの経験をすることになります。

スタートアップJr.ではこんなことを大切にしています。

学校生活や、習い事、子どもたちの日常生活に役立つ学び。
子どもたちの将来や社会で「活きる」学びを。

①安心して繰り返し練習できる居場所

自己紹介をする
自分の考えや気づきを発言する。
友だちの話を聞く。

こういった、発言をする話を聞くことを習慣的に練習できる居場所。初めて会った人と話すことは、緊張するものです。
ですが、自己紹介などの話し方には、ある程度の型があります。
その型を作り、実際に話してみる。
型ができれば、繰り返し話すことで、自己紹介の基本の型が身に付きます。
この繰り返しを、気軽に習慣的に練習や体験ができる居場所を持つことが、子どもに本来備わっている活きる力を引き出す1歩に繋がります。
子どもにとって安心して、練習や体験できるコミュニティを持つことは、社会と繋がる体験となり、意味のある居場所といえます。

②「はじめの1歩」その景色を見る体験

話してみたいような話したくないような。1番は緊張するけど・・。でも、話せなかったら話したくなるし・・。
そう思いながらも、話せた時ちょっと嬉しい!(笑顔)

Live講座のワークの時によくある子どもたちの様子です。安心できる居場所があるなら、先ずはその場に立ってみる。
その見えている景色や身体で感じている感覚を重視する。

野球で例えるならバッターボックスに立ってみる。
サッカーならピッチに立ってみる。

その場に立って感じる感覚や視座。
そうやって、その場を肌感覚で体験することに意味があります。

スタートアップJr.Live講座では、コミュニケーションを中心とした、話す、自分の考えを伝える「はじめの一歩」の場作りをオンラインワークを通して、子どもたちにその機会を提供しています。

③フィードバックコミュニケーション

Live講座を通して学んだ知識と気づきを次の行動に繋げていく。

今日は、どんなことを学んだか、どんな気づきがあったか。
もっと知りたいなと思ったこと。

講座終了後には、子どもたちには、こんな気持ちが生まれます。

この気持ちを話すことで、情報をアウトプットし、より深い理解に繋がっていきます。


学びのストックで終わらずに。自分で自分のために活用できる行動へ繋がっていくことを期待します。

そこには、子どもの気づきや感情を次のようなポイントにも気にかけコミュニケーションできるといいです。

1<感覚的コミュニケーション>
・感覚 ドキドキ
・感情 嬉しい!
・気づき
・得た情報をきっかけとした内省的な深掘

感覚的な気持ちを話す時には、上手く言語化できないことも多いです。
嬉しかった!面白かった!楽しかった!・・こんな一言で終わることもあるでしょう。
それは、自然なことであるため、その感覚を共感性を持って聞いていきたいと思います。

2<論理的コミュニケーション>

・なぜそう思ったのか、〇〇だから。
・〇〇であれば、〇〇である可能性があるから。
・仮説としてBが成功するためにはAを検証する必要がある。

次に、学んだ知識のアウトプットとして、
なぜそう考えたのか?なぜそう思ったのか?

こんなコミュニケーションを通して、学びを継続させていきながら、自己の思考に基づいた次の行動に結びつくといいです。
自らが、見つけた疑問やもっと知りたいと思ったことを調べたりする。そういった習慣化と粘り強い継続性が生まれることも
スタートアップJr.講座では期待しLive 講座を開催しています!

最後まで、お目通しいただきありがとうございます!

佐々木 純子