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プレゼンテーション教育を通じてシビックプライドの醸成を。

バリューズフュージョン スタートアップJr.事務局の長竹直哉です。当社では、小中学生の子どもたちに向けた体験型キャリア教育事業を通じて、生まれた環境や地域、家庭の経済的な理由に関係なく、子どもたちが自身のキャリア構築の可能性を拡げられる事業を展開しています。

このような事業に絡み、昨今、自治体の関係者さまからお問い合わせをいただくことも増えてきましたので、今回は子どものプレゼンテーション教育と自治体の「シビックプライド(Civic Pride)」すなわち、都市や町に対する市民の誇りとの関係について述べさせていただきます。

シビックプライドは郷土愛にも似た概念ですが、単に故郷や地元に対する愛着ということだけではなく、市民が主体性を持って、「自分たちの町をより良い場所にするために、より良い未来をつくるために関わっている」という当事者意識を伴ったものである点が大きな特徴です。シビックプライドという「自負心」を持った市民は、町づくりや地域コミュニティづくりなどへの積極的な参加が期待されるため、財政難や人材不足といった問題を抱える全国の自治体にとっても関心の高いテーマです。地域創生や地域ブランドの創出、関係人口とも密接に関連し、当然ながら町の活気にも直結してくるため、シビックプライドをいかに醸成していくかが喫緊の課題となっている自治体も多いようです。以上のようなことからも<シビックプライドの醸成>は決して大人だけの問題ではなく、子どもたちにも影響してくるということがご理解いただけるかと思います。

今は小中学生の子どもたちも成長し、やがては地域を担っていく存在となります。進学や就職でいっときはその地域を離れる子どももいるかもしれませんが、数年後に戻ってくる場合もあるでしょう。その時点で彼らの中に、シビックプライドに通じる心情が育まれているかどうかは、地域の発展を中長期的な視点でとらえた場合にとても重要と思われます。

そこで有用だと考えるのが、子どもたちのプレゼンテーション教育を通じたシビックプライドの醸成です。小中学生へのプレゼンテーション教育自体は昨今、特に珍しいことではなく全国で行われていると思いますが、それに付随して、「自分たちが住む町をさらに発展させるためには」あるいは「自分たちが住む町の課題や問題を解決するためには」といったテーマを投げかけた上でプレゼンテーションしてもらうというものです。

このようなテーマを投げかけることで、子どもたちは自分が認知している町の姿やイメージとは別の側面を学ぶことになり、かつ自分が住む町をより主体的にとらえるようになります。これは言わば、「地域行政参加の第一歩」にもなり得るのではないでしょうか。実際に、私が群馬県の大泉町で関わったワークショップの事例として次のようなケースがありました。

大泉町は人口約4万2千人のうち19%が外国人住民(令和2年11月末現在)で、ブラジルをはじめ46ヶ国もの国籍の住民が暮らす全国有数のダイバーシティ先進エリアです。当社では、大泉町の教育及び社会課題解決の施策として、同町と連携、同町在住のブラジル人学校の中高生に対し、プレゼンテーション教育のワークショップを実施しました。当日は45名が参加、ポルトガル語通訳も交えて、型にはまらず柔軟なアイデアをアウトプットしてもらうためのクリエイティブ発想の講義とプレゼンテーションの講義をした後、8グループに分かれて「大泉町を活性化させるアイデア」をプレゼンテーションしてもらいました。

当日の実施風景(2019年11月)

当初は、なぜこんなことを行うのか納得し兼ね、斜に構えたような態度の生徒も見受けられましたが、グループに別れて皆で議論していく中で、ポルトガル語を理解できない私にも、場の雰囲気が変わり濃密な空気感が生まれてくる印象を持ちました。

プレゼンテーションでは、多様な国籍の市民が気軽に集えるイベントの開催や、町のシンボルとなるようなイルミネーションの設置、また自動ゴミ収集ロボット(ゴミを出す曜日や分別方法が複雑な日本の制度は、外国人にとって理解しにくく、トラブルになる要因の一つ)など、様々なアイデアが披露されました。ここで重要なことは、このプレゼンテーションから彼らが抱えている特有の悩みや同町に対する思いが浮き彫りとなり、リアルな意見を集約する「新しい形の広聴会」的な側面が生じたということです。さらに大切なことはアイデアの表層的な面だけにとらわれず、なぜそのようなアイデアが出てきたのか、その背景にも思いをめぐらせることで、当該地域の課題解決の糸口も見えてきます。先のアイデアを帰納法的に分析すれば、在日ブラジル人の若者たちは地域における一体感やまとまりを希求しているのではないかと推測されます。

大泉町を活性化させるためのアイデアをプレゼンテーション

このように、自分たちが住む町を活性化するアイデアをグループで考えてプレゼンテーションするというプロセスは、図らずも彼ら在日ブラジル人の若者が抱えている問題意識を客観的に議論し合い、いかに住みよい町にしていくかということを<自分ごと>として捉えてもらう良い機会となりました。彼らは行政や町づくりに参画するような機会はおそらくなかったのではないかと想豫するのですが、その「思い」あるいは「悩み」をプレゼンテーションという形で発露し、友人同志や学校の先生、さらには町役場の職員も含めて共有できたことは、当該地域への帰属欲求を満たす意味でも少なからぬ役割を果たし得たことでしょう。

学校の先生によるレビュー
ワークショップ終了後は生徒同士で抱き合う姿も

そのような観点から、この手法は在日外国人からリアルな意見を汲み上げつつ、町づくりへの当事者意識を高めてもらうアプローチになり得るかもしれないと痛感しました。私はこれまでマーケティングリサーチの作業にも多く関わってきましたが、グループインタビューの席上においても、建設的な議論が交わされ、ラポール(心理学用語で「信頼関係」や「心が通い合う関係」のこと)が形成された感がある場合には、全くの初対面で集まった参加者同士であっても「提示されたテーマに対する議論をきっかけに」打ち解け合う場面を度々見てきました。
大泉町のケースは在日外国人の子どもたちを対象としたものでしたが、外国人、日本人に関わらず、この手法は自治体においてシビックプライドを醸成していく上での良い動機付けになると考えています。ご関心がありましたら、お気軽にご連絡ください。

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「自分の価値観と社会の価値観」が融合できる未来を創っていきたい

こんにちは!スタートアップJr.事務局の竹内です。

小学生・中学生の「社会で活きる」学びオンラインLive講座「スタートアップJr.」にご関心を持って頂きありがとうございます。

私たちバリューズフュージョンは、他にもリアルのサービスで、小学生のビジネス体験「いいね!レモネード」や小学生・中学生の社会課題解決プレゼン大会「スタートアップJr.アワード」を主宰しています。

体験型キャリア教育事業を通じて、子どもの生まれた環境や地域、家庭の経済的な理由に関係なく、全ての子どもたちが自身のキャリアの可能性を拡げるフェアな機会を創造していくために事業を推進させていただいています。

「スタートアップJr.」が生まれた想いはこちらのURLからご覧いただければ嬉しく思います。

「スタートアップJr.」サービスへの想い

https://startupjr.jp/page/about

今日は【自分と社会の価値観が融合できる未来をつくっていきたい】という私自身が感じる想いを書かせていただきます。

■「自分の価値観を大事にしていく文化」は日本国内に根付いてきている

2014年頃から、Youtubeの広告コピーで【好きなことで生きていく】というメッセージが発信されるようになりました。

これは自分の好きなこと(得意なこと)を活かして生きていく、そんな「個人の価値観」を大事に捉える機運を醸成するきっかけになったと思います。

私個人の意見としては「自分の価値観」を大切に生きるということはとてもポジティブで素晴らしいことだと思います。

2021年時点で、小学生がなりたい職業ランキング「ユーチューバー」は男子2位、女子4位という結果になっているのも「自分の価値観」を大切にして、発信していく人々が増加したからだと思います。

【小学生がなりたい職業ランキング「ユーチューバー」は男子2位、女子4位】

https://news.yahoo.co.jp/articles/b55e81e32f5f5a03f5b96e6121565594e586d8e2

小学生たちは、「好きなことで生きていく」という、ユーチューバーのその姿に憧れを抱き始めているのではないかと感じます。

■「社会の価値観」は日々とてつもないスピードで変化している

続いて「社会の価値観」について考えてみると、2030年までに17個の社会課題を解決を目指すSDGsに関する話題や、2050年までにC02排出量を実質ゼロにするといった報道を新聞やTVで見ない日はないくらい、それらの情報を目にする機会が増えています。

他にも新型コロナウイルス感染症の対策が拍車をかけ、非対面接触を重んじるDX社会(デジタルトランスフォーメーション)、5Gで加速度的にIOT「Internet of Things(モノのインターネット)」、ICT「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の精度が増したり、宇宙へのアクセスが身近になったりと、急速な社会変化の流れが世界レベルで巻き起こっています。

スマートフォンやSNSの普及により、誰でも簡単に同じ時間軸で、世界中の情報へアクセスできるようにもなりました。「社会の価値観」は、時代によって日々どんどん変化をしていきます。

■「社会の価値観」を意識し始めたのは大学3年生の就活時

そんな「社会の価値観」を私 (1988年生まれ) 自身が意識し始めたのは、大学3年生(就活時2009年)頃からでした。(大学の授業でも情報をキャッチできていたものの、自分ごとではなかったのは反省・・)

私自身が本格的に意識しはじめたのは大学3年生の就活が始まり、いよいよ【働く社会人】になるという切羽詰まったタイミング。それまではバイトに明け暮れ、働く楽しさは感じていたものの、社会の価値観やその仕組みなどについては全く理解できていませんでした。

それから10数年を経た今、社会人として働き出してから、ようやく「社会の価値観」の輪郭が捉え始めることができた思いです。そして、日々事業を営ませていただく中で、「社会の価値観」には変化するもの、変化しないものがあると感じております。

■変化しない「社会の価値観」も存在する

変化する社会の価値観は、上記のような社会課題の解決やDX、5Gなどテクノロジーの領域を中心に、時代ごとの重要事項や課題を基に変化していきます。この変化の流れを止めることはできず、できる限り予測をして、キャッチしていくことが大切だと思います。

その反面、「変化しない社会の価値観」というのも存在します。

隣人を思いやる、環境や社会を大切にする、法律を守る、国籍や障害の有無に関係なく平等に接する、このような社会共通の倫理観をベースとして、資本主義経済システムが成立する限り、大きな変化は生じないのではないでしょうか。このような変化しない「社会の価値観」も早めに知っておくことで、人生の選択肢も変わってくると思います。

「自分の価値観」が大切になってきた今、「社会の価値観」も早くから知っておくことが変化の激しい時代を生きる私たち、そして何より未来を生きるお子さまにとって重要だと感じています。

「社会の価値観」を知っているか否かで、人生の豊かさは変わってくるのです。

■自分と社会の価値観が融合できる未来を創っていきたい

私たちのサービスは、まだまだ相対的ニーズ(一部の方が支持をするもの)で絶対的ニーズ(なくてはならないもの)ではないと思います。

まだまだ日本国内では学歴が重視されていますが、そのような環境下で「社会の価値観を知り、社会で活きる学びを育む文化」を醸成してことは、私たちが社会の中で事業を推進させていただく重要な意義があると感じており、小学生・中学生の皆さま一人ひとりに、社会の仕組みや仕事、ビジネスに触れる機会をつくっていきたいと考えています。

子どもたちが【自分の価値観と社会の価値観が融合できる】そんな未来を創ることが私たちの使命です。

社名のバリューズフュージョンも「自分と社会の価値観が融合できる未来を創っていきたい」という、そんな想いで名付けました。

Values(価値観)

Fusion(融合)

学校の学びや習い事に加え、「社会の価値観」を知り、学ぶ機会もプラスしていただくことで【自分の価値観と社会の価値観が融合できる未来】を皆さまととも創造していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。